栃木県の那須塩原市の「3つの滝」と高さ100mの奇勝「天狗岩」

栃木県の中心部に位置する那須塩原市は、自然愛好家の楽園であり、ハイキング、トレッキング、温泉、美しい滝の眺めなど、さまざまなアウトドアを楽しめるスポットが沢山あります。今回は那須塩原の３つの滝と天狗岩という絶景スポットを撮影しました。

Contents

『留春（りゅうしゅん）の滝』程良いハイキングコースで森林浴
『回顧(みかえり)の滝』長さ100m、高さ30mの吊橋と思わず見返してしまう滝…
「竜化の滝」高さ60m那須を代表する三段の滝！！
『天狗岩』冒険感万歳の高さ100m、底辺幅50mの三角状の岩塊がそびえたつ奇勝！！
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『留春（りゅうしゅん）の滝』程良いハイキングコースで森林浴

栃木県塩原市『留春（りゅうしゅん）の滝』
アクセスは那須塩原駅から車で約40分ほどです。
その昔、冬の3ヶ月間水が枯れ春になると滝が出現したことからこの名前が付けられました。
（現在は水は枯れることはないようです。）
無料駐車場から徒歩約10分、長さ20メートルの吊り橋を渡ると滝へ到着します。
滝の落差は15ｍ、水量は少なく迫力には欠けますが、繊細で美しい滝です。
吊り橋を渡り滝の前にはテーブルや椅子が設置しておりゆったりとした時間が過ごせます。
10分はどで到着できますが滝へのルートは勾配が急なので歩きやすい靴などを履いた方が良いでしょう。

滝の手前はちょっとしたスペースになっておりベンチやテーブルでゆっくり休憩することができます。

『回顧(みかえり)の滝』長さ100m、高さ30mの吊橋と思わず見返してしまう滝…

栃木県塩原市「回顧(みかえり)の滝」
落差53メートル幅3メートルの細く長い美しい滝です。
アクセスは那須塩原駅から車で約30分。
その美しさから旅人が去り際に思わず見返してしまうことからこの名前になったそうです。

無料の駐車場から徒歩15分ほどで展望台に到着します。
展望台から滝は結構離れており若干物足りなさを感じる方もいるかもしれん、しかし滝への道は全長100m、高さ30mの吊り橋を通るので満足ができるハイキングになるでしょう。
ご紹介した、回顧(みかえり)の滝と留春（りゅうしゅん）の滝は同じハイキングコースで行きことができます。（2023年2月現在は工事中の為それぞれの駐車場からしか行けませんでした。）

「竜化の滝」高さ60m那須を代表する三段の滝！！

栃木県塩原市「竜化の滝」
高さ約60m、幅約5m。三段で流れ落ちる塩原の代表する美しい滝です。
3段になって流れる様子がまるで竜が天に登っている様に見えることからこの名前が付きました。
国道沿いに無料駐車場から遊歩道が整備されており、所要時間は片道約２０分、勾配や危険な箇所も余りなく比較的安全に滝まで到着することができます。

しかし、私が訪れた2月には周辺の道路には雪がなかったのですが、滝への遊歩道には雪が残っており滑りやすい箇所がありました。滑りにくく歩きやすい靴で行くことをオススメします。20分間歩くのでそれなりに疲れます。滝の展望スペースはコンクリートに囲われており独特の雰囲気を楽しむことができます。

途中に抛雪の滝（ほうせつのたき）、風挙の滝（ふうきょのたき）も見られます。

『天狗岩』冒険感万歳の高さ100m、底辺幅50mの三角状の岩塊がそびえたつ奇勝！！

栃木県塩原市にある『天狗岩』
高さ100m、底辺幅50mの三角状の岩塊がそびえたつ奇勝。
昔この岩に天狗が住み悪事を働いていたという伝説がある場所で、天狗岩コースという遊歩道が整備されていており、無料駐車場から休みながらでも30分ほどあれば頂上に到着できます。

しかし、整備されているとはいえ、頂上への道はかなり急勾配で岩がゴロゴロして足場が悪く、滑落しそうな危険な箇所が多々見受けられました。
小さいお子さんを連れての登山は困難でしょう。歩きやすい靴などしっかり準備をしてトライしましょう。しかし、苦労して頂上に到着したらかなりの絶景が待っています。
足元をよく見ると先人たちが度胸試しをしたのか岩に名前が刻まれていました。
現在はちゃんと柵が設置されていいるので安心してください。