三重県伊勢市に日本でもっとも有名な神社「伊勢神宮」があります。伊勢神宮は何から何までが桁違いで日本最高峰の神社です。また「天照大御神」を祀っていることから、日本最強のパワースポットでもあります。今回は、三重県伊勢神宮・天照大御神を祀る日本最高峰で総本山の神社について詳しくご紹介します。

①【伊勢神宮】日本最高位の神社‼︎

伊勢神宮とは三重県伊勢市にある神社のことです。伊勢神宮の読み方は「いせじんぐう」と読みます。一般の人たちからは親しみを込めて「お伊勢さん」「大神宮さん」と呼ばれています。

❶伊勢神宮はいつごろできたのか?

伊勢神宮は、日本書紀によると、今から約2000年前に、垂仁天皇(すいにんてんのう)の娘である倭姫命(やまとひめのみこと)によって創建されたといわれています。垂仁天皇とは、日本建国の祖の神武天皇(じんむてんのう)から数えて10代目の天皇のことです。

❷伊勢神宮の内訳と総面積

伊勢神宮の内訳は「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」の2つに大きく分かれます。

①内宮

内宮とは天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう)のことです。

②外宮

外宮とは豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀る豊受大神宮(とようけだいじんぐう)のことです。豊受大御神は、天照大御神の食事を司り、お米をはじめ衣食住やエネルギーなど食と産業の神様です。また伊勢神宮は1社ではなく、内宮と外宮にある125のお宮とお社を合わせた総称のことです。伊勢神宮の総面積は約5,500haで、東京ドーム約1,200個分の広さがあります。

❸伊勢神宮がすべての神社の最高位である理由

伊勢神宮がすべての神社の最高位である理由は、天皇や皇族のご先祖にして日本人の総氏神である「天照大御神」を祀っているからです。

❹天照大御神が伊勢の地に祀られている理由

天照大御神が伊勢の地に祀られている理由は、天照大御神のような尊い神々を天皇の近くに祀っていると災いが起こると占いにでたからです。実は10代崇神天皇の時代に疫病が蔓延し始め、国が乱れてしまいます。この時占いによると、天照大御神のような尊い神々を天皇の近くで祀ると、国が乱れ災いが起こると占いにでたことから、天照大御神を別の聖なる地に祀るということになります。結果、崇神天皇の娘である倭姫命が20 年以上かけて探し回り、15カ所の中から最終的に伊勢の地を探しだしました。ちなみに倭姫命は、遠征で有名なヤマトタケルの叔母にあたります。

❺神宮と神社と大社の違い

神社にはそれぞれ「社号(しゃごう)」があります。社号とは神社の格式(ランク)のことです。こちらでは神社の社号について詳しくご紹介します。

①神宮

神宮とは、主に天皇のご先祖様(皇祖)が祀られているもっとも格式が高い神社の社号のことです。神宮には天照大御神を祀っている伊勢神宮、明治天皇を祀っている明治神宮があります。

②大社

大社とは格式があり、歴史が長く、規模が大きい神社のことです。もともとは島根県の出雲大社のみが使っていた社号でしたが19世紀末以降になって全国で大社が増えてきました。

③神社

神社とは神道の神々を祀る宗教施設のことです。規模が小さい一般的な神社のことをいいます。具体的に神社とは二見興玉神社などのことです。

➁【二見興玉神社】夫婦岩が有名‼︎

二見興玉神社とは三重県伊勢市二見町江にある神社のことです。二見興玉神社の読み方は「ふたみおきたまじんじゃ」と読みます。夫婦岩(めおといわ)で有名です。また伊勢神宮とも関係がある神社です。

❶二見興玉神社の歴史

二見興玉神社の歴史は大きく次の3つの時代に分かれます。

①遙拝所時代

遙拝所時代とは、境内の磯合にある夫婦岩に注連縄(しめなわ)を張り、興玉神石(おきたましんせき)の遙拝所(ようはいじょ)を設けた初期の時代のことです。遙拝所とは、離れた場所からでも神や仏を拝むことができる場所のことです。

②江寺時代

江寺(えでら)時代とは、729年〜748年の天平時代に、僧侶の行基が興玉神の本地垂迹(ほんちすいじゃく)の場所として江寺を創建した時代のことです。本地垂迹とは、仏や菩薩が人々を救うために神の姿を借りてこの世に現れるという意味の仏教用語のことです。この時境内には興玉社が建立されます。その後、現在の二見浦へ場所を遷座(せんざ)されました。

③二見興玉神社時代

二見興玉神社時代とは、明治43年(1910年)に興玉社(おきたましゃ)と三宮神社(さんぐうじんじゃ)を合祀してからです。興玉社は猿田彦大神(さるたひこおおかみ)、三宮神社は宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)をそれぞれ祀っていました。

❷伊勢神宮参拝前の禊の地

二見興玉神社は伊勢神宮参拝前に禊(みそぎ)をするために訪れる神社です。禊とは、罪や穢れを落とし自らを清める行為のことです。二見興玉神社が伊勢神宮参拝前の禊の地に選ばれた理由は、二見浦が「清き渚」といわれていた場所だったからです。そのため古来から二見興玉神社は、伊勢神宮参拝前には多くの参拝者が心身を清めるために訪れています。

➂伊勢神宮へのアクセス情報

こちらでは伊勢神宮へのアクセス情報について詳しくご紹介します。伊勢神宮の住所は「三重県伊勢市宇治館町1」です。

❶伊勢市役所から伊勢神宮への車でお越しのルート

伊勢市役所(三重県伊勢市岩渕1丁目7−29) ⇒ 御幸道路 ⇒ 県道22号 ⇒ 県道37号 ⇒ 宇治館21-3号線 ⇒ 伊勢神宮

総移動距離は約4.5 km、移動時間は約11分で着きます。

伊勢神宮 まとめ

今回は、三重県伊勢神宮・天照大御神を祀る日本最高峰で総本山の神社についてご紹介しました。三重県伊勢神宮は、広大な敷地を有しており見どころ満載です。また伊勢神宮は「天照大御神」を祀っていることからご利益が絶大です。三重県を訪れた時には、ぜひ伊勢神宮にも参拝されてみることをおすすめします。

伊勢神宮 - Wikipedia

▲伊勢神宮 Wikipedia

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