
このたび、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に出展いたします。 私の出展期間は【4/25〜5/3】📸✨
今年のゴールデンウィーク期間中、京都市内では200名以上の写真家が個展を開催します。 そして本展示のテーマは、 “その瞬間にしか存在しない光” 日本の四季、自然、そして旅の中で出会った風景。 それらはすべて、二度と同じかたちでは訪れない「一瞬の光」です。 私はその儚い瞬間を拾い集め、 ステンドグラスのように繋ぎ合わせ、 あるいは障子にはめ込み、レジンやアクリルなど、さまざまな手法で表現しています。
光の層 ― ステンドグラスと障子‼︎ 和と洋が交差する「光の窓」

本展示の特徴は、西洋的なステンドグラスの表現と、日本の伝統である障子を融合させた点にあります。 透明な写真を重ねることで生まれる「光の層」。 光が差し込んだ瞬間、写真はただの像ではなく、 “体験する風景”へと変わります。それぞれの作品は、小さな窓のような存在です。 その窓の向こうには、海、森、動物、空、朝日や夕日——🌳🌊🐶🌅 あなた自身の記憶や感情と重なったとき、 その光景は、あなたの中で新しい意味を持ち始めます。


日本の自然という祈り
日本の自然は、繊細でありながら力強く、静けさの中に確かな生命の鼓動を宿しています。 古来より日本人は自然を畏れ、敬い、共に生きてきました。 四季は絶えず移ろい、光と影は重なり合いながら、「今」という一瞬の尊さを静かに語りかけてきます。 この作品群は、その“対話の記録”でもあります。
柔らかな和の光 ― 屏風作品

障子に透明な写真を埋め込んだ屏風作品では、 春夏秋冬、神社仏閣、そして富士山といった日本を象徴する情景を収めています。🇯🇵✨ 畳の上に配置された空間の中で、 柔らかな光が木枠からこぼれ、どこか懐かしい感覚を呼び起こします。それは単なる鑑賞ではなく、光と空間に包まれる体験です。また、隣接するステンドグラス作品とあわせてご覧いただくことで、西洋と日本、それぞれの「光の芸術」が静かに対話し始めます。
記憶の中の風景たちとエピソード
この展示に並ぶ作品は、単なる風景写真ではありません。
それぞれに、ひとつの物語が存在しています。
■ 江の島 〜戻ってくる場所〜

高校生の頃、理由もなくバイクを走らせ、夜の海へ向かいました。 波の音と潮の匂いに包まれる時間が、ただ心地よかったのです。初めての遠出のデートもここでした。 ぎこちない会話と沈黙さえも、なぜか優しく感じられました。時代とともに景色は変わっていきましたが、この場所に立つと、不思議と心が整っていきます。
朝日の静けさ、夕焼けの余韻、夜の気配。 いつしかここは、私にとっての「戻ってくる場所」になっていました。
■ 青ヶ島 〜世界の美しさを再確認〜

この世界は、美しい。そう心から感じた場所が、青ヶ島でした。辿り着くことさえ難しいこの島には、
二重カルデラという特異な地形が広がります。ある夕方、島の方に声をかけられ、軽トラックの荷台に乗せてもらいました。 風に包まれながら見た夕焼けと、静かな時間。 その瞬間、ふと心の奥から湧き上がったのです。
「あぁ、この世界は美しい」と。
■ 青木ヶ原樹海 〜偶然に導かれた森〜

青木ヶ原樹海と聞くと、多くの人は不安を感じるかもしれません。しかし私にとってこの場所は、不思議な巡り合わせから始まりました。西湖で出会った一人の男性。 その夜、偶然手に取った雑誌に、彼が樹海のガイドとして掲載されていたのです。 その出来事をきっかけに、私は樹海へ足を踏み入れました。
■ 桜 〜趣味から生き甲斐へ〜

写真が「趣味」から「生き甲斐」へと変わったきっかけが、桜でした。 海外に向けて発信していた私の写真に、一人の少女が言葉をくれました。 日本に憧れ、夢を語るその姿に、 私は自分の写真の価値を初めて知りました。
■ 京都 〜想いを運ぶ写真〜

「京都の写真を撮ってほしい」 その依頼の裏には、一人の若者の物語がありました。 日本を深く愛しながらも、訪れることなく亡くなった彼。 その友人は遺品を手に京都を訪れ、彼の夢を繋ごうとしました。
まとめ

写真は、単なる記録ではありません。それは、届かなかった想いを運び、言葉にならない感情を内包するものです。そして時に、誰かの人生に静かに触れる力を持っています。この作品を美しいと感じるかどうかは、あなたの心が決めることです。もしこの「光の窓」から、あなた自身の記憶や感情が呼び起こされたなら——それこそが、この展示の完成です。ぜひ会場で、光と風景に包まれる時間を体験してください。📷✨

▲KG+公式サイト











































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