淡路島の名物が「棚田」です。淡路島の特殊な地形が生み出した淡路島の貴重な宝物です。棚田は傾斜地を段々畑にして、稲作ができるように造られました。淡路島の棚田の中でも最高のビューポイントといわれているのが「石田の棚田」です。訪れた人すべてが、言葉を失うほどの美しいロケーションです。今回は、淡路島の棚田・夕日に映える黄金色に色づいた石田の棚田について詳しくご紹介します。
『淡路島の名物』夕日に映える黄金の棚田の絶景‼︎
兵庫県淡路島には意外な名物があります。それは「棚田」です。淡路島の各地域には棚田エリアがいくつかあります。淡路島に棚田が多い理由は、山地が多く、平野が狭いからです。そのため淡路島ではこれまで丘陵地を利用して多くの棚田が造られ稲作が行われてきました。
①淡路島でもっとも有名な「石田の棚田」
淡路島でもっとも有名な棚田は「石田の棚田」です。石田の棚田とは、淡路島の北西部の海岸近くにある集落石田地区にある棚田のことです。石田の棚田は傾斜を利用した階段状の水田で、淡路島で最も美しいと言われています。有名な理由は、棚田に水が張っている時期に夕焼けが水田に映る様子が美しく、インスタ映えするからです。石田の棚田は海岸に近く、棚田と播磨灘が一体となったロケーションは抜群の絶景スポットです。丘陵地に造られており、地形に合わせた棚田が造られ、さまざまな形であることから見ごたえがあります。見ごろの時期は7月ごろと9月ごろです。7月ごろには新緑、9月ごろには黄金色に輝く稲穂を見ることができます。
②「あわじ花の歳時記園」付近の棚田
こちらは「あわじ花の歳時記園」の徒歩20分圏内付近の棚田となります。淡路島には石田の棚田の他にもこのような美しい棚田があるので地元の方の迷惑にならないように散策するのも楽しいと思います。
➂『後継者不足』淡路島の棚田が抱える問題…
淡路島の棚田が抱える問題とは、農業従事者の高齢化・後継者不足・耕作放棄地の拡大の3つです。
①農業従事者の高齢化
現在、淡路島の棚田を守っているのは、ほぼ高齢の農業従事者です。淡路島の棚田が高齢の農業従事者ばかりになった理由は、米の価格が安く、若者が米作をできなくなったからです。
②後継者不足
淡路島の棚田が後継者不足になった理由は、農家の若者が農業では生活ができなくなり島外へ出ていったからです。
③耕作放棄地の拡大
淡路島の棚田で耕作放棄地が拡大している理由は、棚田は急な傾斜地に造られており、機械化に対応できないからです。そのため人手がかかる棚田はそのまま放置され耕作放棄地になりました。
④淡路島の棚田のイベント情報
こちらでは淡路島の棚田のイベント情報について詳しくご紹介します。
❶淡路島『竹灯籠イベント』
淡路島竹灯籠イベントとは、淡路市内の5地域で開催されるイベントのことです。イベントの内容は、LEDライトを搭載した竹を棚田や神社の境内などに合計数百個並べて、ライトアップするイベントです。
開催時期は、毎年11月ごろです。2023年の淡路竹灯籠イベントの開催場所は次の通りです。
①五斗長:垣内遺跡
②摩耶:鷲峰寺参道入口から展望所
③生田:そばカフェ生田周辺
④長澤:東山寺
⑤柳沢:みか谷池付近の棚田
柳沢の時は、柳沢の棚田もライトアップされます。淡路島竹灯籠イベントへの参加費は無料です。
⑤淡路島の棚田を巡る『サイクリングツアー』
淡路島では、美しい棚⽥のあるエリアをスポーツバイク(自転車)でサイクリングするサービスがあります。サービスを提供するのは「Bicycle Hub Awaji(バイシクル ハブ アワジ)」です。場所は「兵庫県淡路市浦657 道の駅東浦ターミナルパーク東浦物産館103」にあります。
❶美しい棚⽥エリアを走る絶景コース!
Bicycle Hub Awajiが提供するサービスは「美しい棚⽥エリアを走る絶景コース!」です。コースの特徴は、Bicycle Hub Awajiから淡路島の西海岸にでて、棚田を巡るコースになることです。コースの途中で、棚田を通過することができ、播磨灘を眼下に見下ろすことがでます。淡路島の北部の美しい場所をぐるっと一周できるので淡路島の魅力満載です。ただし山越えコースなので、ある程度体力がある人か、普段から自転車に乗っている人がおすすめです。
❷コースの紹介
「美しい棚⽥エリアを走る絶景コース!」は次のようなコースです。
①Bicycle Hub Awaji(スタート地点)
②棚田(7キロ地点)
③西海岸(10キロ地点)
④道の駅あわじ(20キロ地点)
⑤Bicycle Hub Awaji(30キロ地点:ゴール)
「美しい棚⽥エリアを走る絶景コース!」は、全30キロの距離を時計回りに回るコースです。
⑥石田の棚田へのアクセス情報
こちらでは石田の棚田へのアクセス情報について詳しくご紹介します。石田の棚田の住所は「兵庫県淡路市石田207」です。
❶神戸市から石田の棚田へ車でお越しのルート
新神戸 ⇒ 県道 ⇒ 阪神3号神戸線 ⇒ 第二神明道路 ⇒ 阪神5号湾岸線 ⇒ 神戸淡路鳴門自動車道 ⇒ 北淡IC ⇒ 車で約20分 ⇒ 石田の棚田 |
まとめ
今回は、淡路島の棚田・夕日に映える黄金色に色づいた石田の棚田についてご紹介しました。夕日に照らされた石田の棚田を初めて見た方は、その美しさに誰もが感動の声をあげることでしょう。それほど圧倒的な美しさがあり、日本人の心に強く語りかけてきます。淡路島を訪れた時には、ぜひ石田の棚田を訪れてみることをおすすめします。
▲公式サイト
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