太平洋や九十九里浜を一望できる絶景スポットが「飯岡刑部岬」です。高さ65メートルもの断崖絶壁から眺める大海原は圧巻のロケーションです。この岬から見る夕日は言葉では言い表せないほどの美しさといわれています。今回は、飯岡刑部岬・太平洋と九十九里浜を一望できる絶景飯岡刑部岬について詳しくご紹介します。

①【飯岡刑部岬】朝日、夕日、夜景と贅沢な絶景スポット‼︎


飯岡刑部岬とは、千葉県旭市上永井にある屏風ヶ浦の南端に位置する岬のことです。刑部岬(ぎょうぶみさき)と読みます。飯岡刑部岬は、朝日と夕日の絶景スポットとして人気で「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」のどちらにも選ばれているほどです。近くの展望台からは九十九里浜沿いの街の夜景を眺めることができます。マンガ「明日のジョー」の作者のちばてつや先生が一時期過ごした縁で、主役の矢吹 丈とライバル力石 徹のデフォルメされた石像が建てられています。飯岡灯台は映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の重要なシーンに登場するロケ地としても有名です。また飯岡灯台のすぐ隣には映画を記念したモニュメントが設置され、両側の柱の上に手をかざすと、主題歌「FOREVER FRIENDS」のオルゴール曲が流れる仕組みになっています。ちなみに飯岡刑部岬がある旭市は縄県中城村と友好都市を締結しました。

➁ 飯岡刑部岬の歴史

こちらでは飯岡刑部岬の歴史について詳しくご紹介します。

❶明日のジョーの作者ちばてつやとの関係


飯岡刑部岬がある千葉県旭市は、マンガ「明日のジョー」の作者ちばてつや先生の父の生まれ故郷です。第二次大戦後、ちばてつや先生の一家は中国満州国奉天から帰国後、旧飯岡町に1年間だけ住んでいます。ちばてつや先生の少女マンガ家時代の代表作「ユカをよぶ海」は旧飯岡町や飯岡の海を舞台に描かれたものです。

❷沖縄と友好都市


千葉県旭市が沖縄県中城村と友好都市を締結したきっかけは、平成10年度に「沖縄県交流事業」が旧飯岡町教育委員会所管で実施されたからです。以来、毎年両市、村小学校児童による相互訪問が実施されました。両自治体はさらに交流を深めるために平成16年10月5日に友好都市を提携します。

➂ 飯岡刑部岬の観光スポット

こちらでは飯岡刑部岬の観光スポットについて詳しくご紹介します。

❶飯岡灯台


飯岡灯台とは、飯岡刑部岬の上に建つ小型の灯台のことです。平成30年6月19日には、一般社団法人日本ロマンチスト協会から「恋する灯台プロジェクト」で選出され「恋する灯台」として認定されました。

❷飯岡刑部岬展望館


飯岡刑部岬展望館とは、飯岡刑部岬の上に建つ展望施設のことです。飯岡刑部岬展望館は「光と風」をテーマにしてデザインされています。3階の展望スペース「光と風のデッキ」まで階段で昇ることができ、ここから太平洋と九十九里浜の絶景を一望することができます。

❸希望の鐘


希望の鐘とは、飯岡刑部岬の上永井公園に設置された記念の鐘のことです。東日本大震災の被災地・旭市の復興への願いを込めて、太平洋と九十九里浜を見渡せるこの地に設置されました。

❹屏風ケ浦の最西端(国天然記念物)


屏風ケ浦の最西端とは、2016年に国の名勝と天然記念物に指定された絶景ポイントのことです。屏風ヶ浦は千葉県の旭市から銚子市までの約10kmにも続く断崖絶壁の海岸線です。世界的に有名な英仏海峡のドーバーの「白い壁」を思わせるようなド迫力のロケーションを見ることができます。

④飯岡刑部岬のお祭り・イベント

飯岡刑部岬のお祭り・イベントでおすすめは「旭市いいおかYOU・遊フェスティバル海浜花火大会」です。
開催場所は飯岡海岸を中心に行われます。海浜花火大会の特徴はスターマインをはじめとする約1万発の花火が打ち上げられることです。

⑤アクセス情報

こちらでは飯岡刑部岬へのアクセス情報についてご紹介します。飯岡刑部岬の住所は「千葉県旭市上永井」です。

〇東京から飯岡刑部岬展望館~光と風~(飯岡灯台)へ車でお越しのルート

東京都内 ⇒ 首都高都心環状線C1 ⇒ 首都高速7号小松川線 ⇒ 京葉道路(国道14号線) ⇒ 東関東自動車道(大栄ICまで) ⇒ 県道70号・県道28号・国道126号 ⇒飯岡刑部岬展望館~光と風~(飯岡灯台)

〇飯岡刑部岬展望館の駐車場情報
飯岡刑部岬展望館では旭市市営上永井自然公園駐車場に駐車可能です。大型車6台、普通車60台が無料で駐車できます。

〇電車情報
電車の場合、飯岡刑部岬展望館〜光と風〜(飯岡灯台)への直通はありません。JR総武本線 旭駅で下車して、銚子行きバスに乗車(20分)、灯台入り口バス停で下車して、徒歩10分で飯岡刑部岬につきます。

まとめ


今回は、飯岡刑部岬・太平洋と九十九里浜を一望できる絶景飯岡刑部岬についてご紹介しました。飯岡刑部岬には映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の舞台となった「飯岡灯台」があります。現在は全国から多くのファンが訪れる聖地巡礼スポットになりました。また近くには夕日、夜景の絶景スポット飯岡刑部岬展望館〜光と風〜があり、海に沈む夕日や夜になると九十九里浜沿いの街明かりも眺めることが可能です。さらに眼下には圧巻のスケール、国の天然記念物になった屏風ケ浦の最西端も望めます。千葉県を訪れた時には、ぜひ飯岡刑部岬に立ち寄ってみることをおすすめします。


▲刑部岬、飯岡漁港も上から望むことができます。


▲晴れている時は富士山も見ることができます。

▲飯岡灯台

旭市飯岡刑部岬(ぎょうぶみさき)展望館 ~光と風~ - 旭市公式ホームページ
郷土愛からつなぐ未来 ず~っと大好きなまち旭 ~三郷の実現から発展へ~

▲公式サイト


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