【河津七滝】片道1時間‼︎7つの滝を巡りながらショートトレッキング

静岡県には、昭和の文豪である川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台になった場所があります。それは「河津七滝」です。河津七滝にある全長850mの遊歩道には伊豆の踊り子像が2カ所あります。そのため多くのファンが今も訪れています。ところで河津七滝はタイプが異なる7つの滝で構成されている個性豊かな滝の集まりです。どの滝も見どころ満載で、最高の観光スポットです。今回は、静岡県河津七滝・伊豆の踊子の舞台になった7つの滝がある河津七滝について詳しくご紹介します。

【河津七滝】河津町を流れる7つの滝の総称!!

河津七滝とは、静岡県賀茂郡河津町を流れる河津川にある7つの滝の総称のことです。河津七滝の読み方は「かわづななだる」と読みます。一般的に滝は「たき」と呼びますが、河津地方では滝を「たる」と呼んでいます。7つの滝を下流から順に、大滝、出合滝、カニ滝、初景滝、蛇滝、エビ滝、釜滝です。河津七滝には次の伝説があります。7つの頭を持つ大蛇が天城の八丁池に現れました。その大蛇を天狗の万三郎が退治します。その退治された大蛇の頭が滝になり、身体が川となって河津七滝になったという伝説です。また河津七滝には、片道約1時間かけて滝を巡りながらショートトレッキングができる全長850mの遊歩道があります。川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台となったのは河津七滝沿いにある河津七滝温泉です。河津七滝は夏季限定で夜に滝がライトアップされるので夏季がとくにおすすめです。

①【大滝】テルマエロマエのロケ地‼︎露天風呂に浸かりながら見える滝‼︎

テルマエロマエのロケ地‼︎露天風呂に浸かりながら見える滝

大滝とは、河津七滝の1つで、下流から1番目の滝のことです。大滝の読み方は「おおだる」と読みます。落差約30m、幅約7mで、河津七滝の中で最大の滝です。また伊豆半島最大級の滝でもあります。近くには大滝温泉があり、大滝を眺めながら露天風呂につかることができます。また大滝は映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としても有名です。

②【出合滝】二つの滝が合流する滝‼︎

【出合滝】二つの滝が合流する滝

出合滝とは河津七滝の1つで、下流から2番目の滝のことです。出合滝の読み方は「であいだる」と読みます。出合滝は落差2m、幅2m、長さ18mの滝です。出合滝の名前の由来は、河津川と支流の萩の入川が合流する場所にあり、2つの川が合流することから名づけられました。

③【かに滝】落差2mの末っ子滝‼︎

【かに滝】落差2mの末っ子滝

かに滝とは河津七滝の1つで、下流から3番目の滝のことです。かに滝の読み方は「かにだる」と読みます。かに滝は、落差2m、幅1m、長さ15mで、河津七滝の中で一番小さな滝です。かに滝の名前の由来は、滝の両岸の岩がデコボコしてまるでカニの甲羅に見えるところからかに滝と名付けられました。

④【初景滝】「伊豆の踊子と私」のブロンズの前で記念撮影‼︎

【初景滝】「伊豆の踊子と私」のブロンズの前で記念撮影

初景滝とは河津七滝の1つで、下流から4番目の滝のことです。初景滝の読み方は「しょけいだる」と読みます。初景滝は、高さ約10m、幅約7mの滝です。初景滝の名前の由来は、伊豆半島を縦断する旧下田街道から最初に見えた滝であることから名づけられました。

▲滝の真横には「伊豆の踊子と私」のブロンズ像が設置されており、河津七滝最大の撮影スポットです。

⑤【へび滝】周りの岩壁が特徴的‼︎

【へび滝】周りの岩壁が特徴的

へび滝とは河津七滝の1つで、下流から5番目の滝のことです。へび滝の読み方は「へびだる」と読みます。へび滝は、高さ3m、幅2mの滝です。へび滝の名前の由来は、滝の周囲にある玄武岩の模様がまるでへびのウロコのように見えたことで名づけられました。

⑥【えび滝】近くの吊り橋が映える‼︎

【えび滝】近くの吊り橋が映える

えび滝とは河津七滝の1つで、下流から6番目の滝のことです。えび滝の読み方は「えびだる」と読みます。えび滝は、高さ5m、幅3mの滝です。えび滝の名前の由来は、滝の流れがエビの尾びれに似ていることから名付けられました。

▲近くにはこの様な美しい吊り橋があります。七滝を巡る遊歩道はきちんと整備されており程良く自然を味わえるルートとなります。

⑦【釜滝】河津七滝で最も上流の迫力ある滝‼︎

【釜滝】河津七滝で最も上流の迫力ある滝

釜滝とは河津七滝の1つで、もっとも上流にある滝のことです。釜滝の読み方は「かまだる」と読みます。釜滝は、高さ22m、幅2mの滝です。釜滝の名前の由来は、滝つぼが釜のような形をしていることから名づけられました。迫力満点で、荒々しいことからかつては「地獄谷」と呼ばれていました。

▲釜滝の周りのは独特の岩肌をしております。

【猿田淵】長いウッドデッキを登って…

【猿田淵】長いウッドデッキを登って…

猿田淵とは、釜滝の上流にある大きな淵のことです。猿田淵の読み方は「さるたぶち」と読みます。猿田淵の名前の由来は、昔猿田彦命(さるたひこのみこと)という神様が、この淵でヤマメを釣り上げたことから、里人が猿田淵と呼ぶようになりました。

▲猿田淵へは釜滝から長いウッドデッキを登ると到着します。

⑩河津七滝へのアクセス情報

こちらでは河津七滝へのアクセス情報について詳しくご紹介します。河津七滝の住所は「静岡県賀茂郡河津町梨本」です。

❶沼津ICから河津七滝へ車でお越しのルート

沼津IC(静岡県沼津市足高) ⇒ 国道136号 ⇒ 国道414号 ⇒ 河津七滝

総距離50km、移動時間1時間10分で着きます。

河津七滝 まとめ

今回は、静岡県河津七滝・伊豆の踊子の舞台になった7つの滝がある河津七滝についてご紹介しました。静岡県河津七滝は、片道約1時間でまわれる全長850mの遊歩道があり滝巡りに最適です。撮影スポットも多く、迫力ある動画や画像を撮ることができます。またマイナスイオンが空気中に多く発生していることから、心と身体が爽快になりスカッとします。静岡県を訪れた時には、ぜひ河津七滝にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

河津観光HP » 河津七滝(かわづななだる)

▲公式サイト

▲この穴の中に小石が入れば運気が上がると言われています。ぜひ、チャレンジしてみてはいかかでしょうか?

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