栃木県日光の奥座敷といわれているのが「奥日光」です。奥日光は派手なエリアではありませんが、有名な湖・温泉・滝・湿原が多く、見どころ満載の観光スポットです。偉人がつくった日光東照宮などとは違い、大自然が作った絶景を見ることができます。また釣り場やスキー場もあり、ハイキングコース、アウトドア施設も整っています。今回は、奥日光の湯の湖や湯元温泉で秘境を巡る旅について詳しくご紹介します。
❶秘境を巡る絶景【奥日光】とは?
栃木県の日光市には「日光(にっこう)」と「奥日光(おくにっこう)」と呼ばれる2つのエリアがあります。日光とは日光市のいろは坂よりも東部の日光東照宮を中心にした観光地のことです。奥日光とは日光市のいろは坂よりも北西部にある標高1,200m以上の高地を中心にした観光地のことです。いろは坂を境にして、日光市は日光と奥日光に分かれます。
❷奥日光にある温泉地とは?
奥日光温泉地とは、奥日光エリアにある温泉地の総称のことです。奥日光温泉地には中禅寺湖のほとりにある中禅寺温泉、湯ノ湖の湖畔の北部にある湯元温泉があります。
①【湯ノ湖】紅葉リフレクションが楽しめる湖‼︎
湯ノ湖とは栃木県の奥日光にある湖のことです。湯ノ湖の読み方は「ゆのこ」と読みます。面積は0.32k㎡で東京ドーム約7個分の広さで、周囲を山に囲まれ1周約3kmほどです。湯ノ湖にはハイキングコースが造られており、徒歩であれば1時間で湖の周りを1周することができます。また湯ノ湖の周りには紅葉が自生しているので、秋にはきれいな紅葉を見ることができます。
➁【湯滝】圧巻のスケールの絶景滝‼︎
湯滝とは栃木県の奥日光にある滝のことです。湯滝の読み方は「ゆたき・ゆだき」と読みます。名前の由来は「湯ノ湖から流れる滝という意味」から名づけられました。場所は湯ノ湖の南端から流れる湯川の途中にあります。高さ70m、最大幅25mで、圧巻のスケールの滝です。特徴は滝の流れが途中の岩にあたり、流れが割れてまるで人の手が合掌しているように見えることです。
➂【戦場ヶ原】ハイキングが楽しめる湿地帯‼︎
戦場ヶ原とは奥日光にある高原の湿地帯のことです。戦場ヶ原の読み方は「せんじょうがはら」と読みます。面積は400ha、東京ドーム約85個分です。標高は約1,390〜1,400mの位置にあり、平坦な場所に湿地が広がっています。戦場ヶ原の名前の由来は「戦場ヶ原神戦譚」という神話の中で、男体山の神と赤城山の神が争った場所だったことから名づけられました。戦場ヶ原の周りには「自然探究路」が整備されています。そのためトレッキングやハイキングができます。徒歩であれば、約2時間ほどで1周することが可能です。
④【竜頭ノ滝】全長210m上からも下からも眺められる滝‼︎
竜頭ノ滝とは奥日光の中禅寺湖の北部にある滝のことです。竜頭の滝の読み方は「りゅうずのたき」と読みます。ちなみに「竜頭の滝」「華厳滝(けごんのたき)」「湯滝」の3つは奥日光三名瀑といわれています。滝の全長は210m、滝幅は10mです。竜頭の滝の名前の由来は、滝を正面から見ると「竜の頭」のように見えることから名づけられました。竜頭の滝は、滝つぼの手前に大きな岩があり、滝の流れが2分されている滝です。大きな岩が竜の顔、二分された滝の流れが竜のヒゲに見えます。竜頭の滝を見る絶景スポットは、滝の正面にある「竜頭之茶屋」の展望台から眺めることがおすすめです。
⑤【中禅寺湖】ボートに乗りながら男体山を眺められる‼︎
中禅寺湖とは、奥日光で湯ノ湖よりも南部にある湖のことです。中禅寺湖の読み方は「ちゅうぜんじこ」と読みます。面積は11.9k㎡で東京ドーム約254個分、周囲の長さは25kmで、徒歩で1周すると約9時間ほどかかります。中禅寺湖の名前の由来は「中禅寺を建立したお坊さんが発見した湖」にちなんで中禅寺湖になりました。中禅寺湖から男体山(なんたいさん)までは、約3.3kmほどの近い距離にあります。男体山は中禅寺湖の南東にあります。
⑥【明智平ロープウェイ】ツーリングの休憩スポットとして有名‼︎
明智平ロープウェイとは、奥日光の明智平にあるロープウェイのことです。明智平の読み方は「あけちだいら」と読みます。明智平は中禅寺湖の東部にあり、ルートは第2いろは坂をほぼ上りきったところにあります。雄大な景色を見下ろすことができる奥日光を代表する眺望スポットです。明智平ロープウェイの駅には広い駐車場があり、ツーリングの時の休憩スポットとして利用することが可能です。またロープウエイに3分ほど乗ると標高1473mにある明智平展望台に着き、さらに高所からの絶景を眺めることができます。
⑦湯の湖へのアクセス情報
こちらでは湯の湖へのアクセス情報について詳しくご紹介します。湯の湖の住所は「栃木県日光市湯元」です。
❶いろは坂から湯の湖へ車でお越しのルート
いろは坂 ⇒ 中禅寺湖畔 ⇒ 戦場ヶ原 ⇒ 竜頭の滝 ⇒ 湯ノ湖 |
奥日光 まとめ
今回は、奥日光の湯の湖や湯元温泉で秘境を巡る旅についてご紹介しました。栃木県奥日光は名所や眺望スポットが多く、観光に最適です。おすすめの季節は夏と秋です。夏には避暑地として涼しく過ごすことができ、秋には真っ赤に色づいた紅葉を眺められます。良質な温泉が多く、心と身体を癒すことができ、リフレッシュができる旅を約束してくれます。栃木県を訪れた時には、ぜひ奥日光にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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