伊豆諸島にある「青ヶ島」をご存知でしょうか?青ヶ島はアクセスが困難な島で有名です。そのため島外から訪れる観光客は限られています。そのかわり他の島では見られない絶景を見ることが可能です。今回は、伊豆諸島青ヶ島・一生に一度は訪れたい絶景の島について詳しくご紹介します。
①【青ヶ島】世界でも珍しい二重カルデラの絶景島‼︎
青ヶ島とは伊豆諸島に属する火山島のことです。住所は東京都青ヶ島村です。面積は約6k㎡で、東京ドーム約128個分の広さがあります。火山島ですが、2019年の住人は約170名ほど住んでおり世帯数は113世帯です。日本の市町村の中では一番人口が少ない自治体です。そのため村役場、村長、村議会、教育委員会、公立図書館、村立小学校・中学校などの自治体としての施設があります。二重カルデラで、世界的にも珍しい火山島です。ちなみに信号機は1つだけ設置されています。理由は子どもたちが島外にでた時に信号機の見方を覚えてもらい事故に遭わないようにするためです。
❶船の欠航率50%‼︎ アクセス困難の絶景島です‼︎
青ヶ島は、八丈島から船とヘリコプターでしかいけないアクセス困難の絶景島です。
①ヘリコプターを利用する場合「東邦航空」を利用します。
②船を利用する場合「あおがしま丸」を利用します。
ヘリコプターの就航率は約90%、船の就航率は海の状況により40〜60%です。そのため外からのアクセスが困難です。ただし最高標高423 mなので、高台からは見晴らしがよく絶景を見ることができます。
❷【三宝港】青ヶ島唯一の港‼︎ 冒険のスタートの地‼︎
三宝港とは、青ヶ島の南西部にある港のことです。三宝港の読み方は「さんぽうこう」と読みます。三宝港は青ヶ島と八丈島を結んでいる「あおがしま丸」が入港する島で唯一の港です。ただし、青ヶ島の南西部にあり、太平洋からの荒波がもろに押し寄せることから、船が何日も欠航する原因にもなっています。
❸【村営ふれあいサウナ】地熱を利用した天然のサウナ‼︎
村営ふれあいサウナとは青ヶ島村の池之沢地区で営業している村営のサウナのことです。「ひんぎゃ」の熱を利用した天然サウナで、地元民、観光客のどちらも利用することが可能です。「ひんぎゃ」とは地熱のことになります。
❹【御富士様】河口の周り一周できる遊歩道‼︎
御富士様とは丸山の頂上にある神社のことです。御富士様の読み方は「おふじさま」と読みます。御富士様を祀っている理由は火山の噴火を鎮め、安全に農作業ができるためです。御富士様へは丸山遊歩道が通っています。
▲現在は火山活動が休止しているため、火口周辺は森林となっています。
❺【長縄所 展望地】カルデラを横から見れる絶景スポット‼︎
長縄所 展望地とは青ヶ島の北東部にある展望地のことです。 展望台はありませんが、カルデラを横から眺められるの景色の良い場所です。 まるでジュラシックパークのような絶景が楽しめます‼︎
❻【神子の浦展望広場】運が良ければ鯨が観測できるかも‼︎
神子の浦展望広場とは、青ヶ島の北東部にある小さな展望広場のことです。神子の浦の読み方は「みこのうら」と読みます。高台にある公園のようなイメージです。展望広場からは晴れた日には約70km北にある八丈島と八畳小島を見ることができます。双眼鏡が設置してあり、冬にはクジラの観察が可能です。
❼【ジョウマン共同牧場】夕日に映える絶景牧場‼︎
ジョウマン共同牧場とは、島の最北端にある島民が共同で利用する飼育施設のことです。標高200mの崖の上にあり、草原台地の中で牛が飼われています。夜になると、光害やさえぎるものが何もないので、絶好の星空スポットになります。
❽【尾山展望公園】集落からすぐ行ける展望スペース‼︎
尾山展望公園とは、外輪山の北西部にある展望公園のことです。尾山展望公園の読み方は「おやまてんぼうこうえん」と読みます。二重カルデラの内輪山である丸山を眺めるのに絶好の場所です。尾山展望台は集落から約1kmの場所にあるので登りやすい展望公園です。
▲集落から比較的近い距離で絶景が見られます。
❾【大凸部】涙が出るほどの絶景‼︎ 青ヶ島で最も標高が高い場所‼︎
大凸部とは、青ヶ島の外輪山の西部にある展望台がある場所です。大凸部の読み方は「おおとんぶ」と読みます。大凸部は標高423mの高台にあり、青ヶ島でもっとも高い場所です。そのため眺めがよく、展望台からは島全体を見下ろすことができます。また晴れた日には、肉眼で八丈島と八丈小島を眺めることが可能です。大凸部は青ヶ島でもっとも絶景が見れる場所です。
▲集落からは遠いですが、青ヶ島を訪れたら必ず訪れたいスポットです‼︎
▲島内には街灯がほとんどなく、夜は真っ暗なため、天体観測の名所としても知られています。
➁【八丈島】青ヶ島へは八丈島を経由します‼︎
八丈島とは伊豆諸島の火山島のことです。東京都心から南へ約287kmの距離にあり、青ヶ島とは約70kmの距離があります。ちなみに八丈島は青ヶ島にとってもっとも重要な島です。理由は青ヶ島に行くには、必ず八丈島を経由しなければならないからです。八丈島へは東京から飛行機で行くことができます。八丈島のおすすめスポットは「八丈富士」です。
▲八丈富士では火口を一周してここからも絶景を楽しむことができます。 しかし、途中から道が狭くなり、危険度が増します。 公式ウェブサイトでも、そこで引き返すことを推奨しています。
▲ご覧のとおり、青ヶ島に匹敵する素晴らしい絶景島です。
➂青ヶ島へのアクセス情報
こちらでは青ヶ島へのアクセス情報について詳しくご紹介します。青ヶ島の住所は「東京都青ヶ島村」です。
❶八丈島から青ヶ島へのアクセス情報
①ヘリコプター(約20分):毎日1便
②船(約2時間30分):週に3~4便
青ヶ島 まとめ
今回は、伊豆諸島青ヶ島・一生に一度は訪れたい絶景の島についてご紹介しました。伊豆諸島青ヶ島は、東京から約358㎞、八丈島から約70㎞ほど離れた島です。ところで青ヶ島は2014年にアメリカの環境保護NGOから「死ぬまでに見るべき世界の絶景13選」に選ばれた絶景の島です。訪れた人たちの心を奪うほどの美しさがあるといわれています。伊豆諸島を訪れた時には、ぜひ青ヶ島にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
▲青ヶ島唯一の信号機です。子供たちの教育用のために小学校の前に設置されているようです。
▲公式サイト
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