富山県【雨晴海岸】海と立山連峰の絶景‼︎源義経が雨宿りした地‼︎ Tomo`s japan information!!

立山連峰を圧倒的なスケールで望むことができる海岸が「雨晴海岸」です。富山湾内にあることから普段は穏やかな海です。ところが雨晴海岸は、源義経が兄の頼朝の追手から逃れる途中に立ち寄った場所でもあります。現在、その場所は「義経岩（よしつねいわ）」と呼ばれており、雨晴海岸最大の観光スポットになっています。では、雨晴海岸とは一体どんなところでしょうか？今回は、富山県雨晴海岸・義経伝説と雪化粧の立山連峰が織りなす絶景の地について詳しくご紹介します。

Contents

①【雨晴海岸】立山連峰を背景にする美しい景勝地‼︎
➁雨晴海岸の歴史
➂雨晴海岸の観光スポット
④雨晴海岸のお祭り・イベント
⑤アクセス情報
まとめ

①【雨晴海岸】立山連峰を背景にする美しい景勝地‼︎

▲残念ながらこの日は立山連峰の景色は撮影することができませんでした。

雨晴海岸とは、富山県高岡市の北部にある海岸のことです。雨晴海岸の読み方は「あまはらしかいがん」と読みます。能登半島国定公園内にあり、自然の景色が美しい風光明媚な景勝地です。地図上では能登半島東部の付け根にあたり、目の前には青く澄んだ富山湾が広がっています。雨晴海岸からは、富山湾ごしに3,000m級の山々が連なる立山連峰の雄大な景色を眺めることができます。ただし、海越しに山脈が見える風景はかなり珍しいといわれています。立山連峰の絶景を堪能できるおすすめのシーズンは空気が澄んでいる冬です。

雪を冠した立山連峰の雄大な山々が真っ白な雪に覆われる様子は、その圧倒的な美しさに息をのむほどです。世界でも類がない絶景を見ることができることから、雨晴海岸は富山ビューポイントに指定されています。雨晴海岸はこれまで「日本の渚百選」「白砂青松百選」「日本の海水浴場88選」にも選ばれました。

➁雨晴海岸の歴史

雨晴海岸にまつわる歴史とは「源義経の雨宿り伝説」です。源義経の雨宿り伝説とは、1187年（文治3年）に、源義経がこの地を訪れた時の話です。当時、源義経は平家を「壇ノ浦の戦い」で滅ぼした最大の功労者でした。ところがその功績が原因で兄の源頼朝から妬まれ不仲になります。源義経は源頼朝の追手から逃れ、奥州の平泉に向かう途中に雨晴海岸に立ち寄ります。そこで大雨に遭った時に弁慶が大きな岩を持ち上げて義経一行を雨宿りさせたという伝説です。その伝説の岩を「義経岩」といいます。この源義経の雨宿り伝説から「雨晴」がこの地の地名の由来になります。

➂雨晴海岸の観光スポット

こちらでは雨晴海岸の観光スポットについてご紹介します。

❶義経岩

義経岩とは、前章でご紹介したとおり雨晴海岸にある源義経の雨宿り伝説の元になった大岩のことです。別名「雨晴岩（あまはらしいわ）」ともいいます。実際の義経岩は岩で作った小屋のようになっており、人が数名ほど雨宿りができるスペースがあります。岩の上には義経神社が建てられており、近くには「義経の腰掛」や「弁慶の足跡」といわれる跡が残っています。義経岩も能登半島国定公園内にある景勝地の一つです。

❷女岩(めいわ)

女岩とは、雨晴海岸沖に見える全周約80ｍ程度の小さな島のことです女岩といわれる理由は、女岩の周りにあるたくさんの小岩が、まるで女岩の子どものように見えるからです。頂上に松の木が生えているのが女岩の目印になっています。

❸道の駅雨晴

道の駅雨晴とは、雨晴海岸から国道415号線を挟んで1分のところにある道の駅のことです。道の駅雨晴は義経岩・義経神社の目の前にあり、歩いて1〜2分程度で行くことができます。道の駅雨晴のテラスからは雨晴海岸を見れます。

❹氷見線雨晴駅

氷見線は能登半島の付け根にある雨晴海岸沿いを走っているJRの単線です。富山県高岡市の高岡駅から氷見市の氷見駅を結ぶ全長約16.5kmの短い路線です。氷見線雨晴駅より歩いて約5分の位置に道の駅雨晴があります。

▲美しい海岸線沿いに一両編成の可愛い列車が通ります。富山県の氷町市は漫画家の藤子不二雄A先生の出身地です。忍者ハットリくん列車も走っています。

▲海岸に出ると美しい景色があなたを待っています。波も穏やかで、海の水も綺麗です。

④雨晴海岸のお祭り・イベント

雨晴海岸のおすすめの時期は冬に訪れることです。理由は立山連峰が雪化粧をしているので、とても綺麗に見え絶景を堪能することができるからです。雨晴海岸は1年を通して絵になるスポットですが冬場はさらにより美しく鮮やかに景色を見ることができます。とくにおすすめの時期は、冠雪した立山連峰が見える11月下旬頃から翌年の５月頃までにかけてです。

⑤アクセス情報

こちらでは雨晴海岸へのアクセス情報についてご紹介します。雨晴海岸の住所は「富山県高岡市太田雨晴」になります。

〇東京から雨晴海岸へ車でお越しのルート

東京　⇒　関越自動車道　⇒　藤岡JCT　⇒　上信越自動車道　⇒　上越JCT　⇒　北陸自動車道　⇒　高岡砺波スマートIC　⇒　35分　⇒　雨晴海岸（道の駅雨晴の駐車場）

〇駐車場情報
駐車場は道の駅雨晴の駐車場をご利用ください。道の駅雨晴の駐車場には、大型車4台・小型車34台・身障者1台が停められ料金は無料です。

まとめ

今回は、富山県雨晴海岸・義経伝説と雪化粧の立山連峰が織りなす絶景の地についてご紹介しました。富山県雨晴海岸は海がとても綺麗な観光スポットです。富山湾越しに、立山連峰の山々を見れるという珍しいロケーションも見どころの1つです。JR氷見線が海沿いを走っていることから、海風を感じながら車窓から絶景を眺めることができます。富山県を訪れた時には、ぜひ雨晴海岸を訪れてみてはいかがでしょうか。

▲雨晴海岸