東京湾を千葉と神奈川から一直線に結んだのが「東京湾アクアライン」です。東京湾アクアラインの中継地点にあるサービスエリアが「海ほたる」です。海ほたるからは、東京湾を360°一望することができます。今回は、東京湾アクアライン・東京湾を360°一望「海ほたる」からの絶景について詳しくご紹介します。
①【海ほたる】東京湾に浮かぶ絶景パーキングエリア‼︎

海ほたるとは東京湾アクアラインの中間地点にあるパーキングエリアのことです。オープンは1997年です。東京湾アクアラインの開通とともにオープンしました。見た目が「豪華客船」を思わせるデザインが採用されています。
❶海ほたるの名前の由来
海ほたるの名前の由来は、プランクトンの「ウミホタル」にちなんで名付けられました。プランクトンの「ウミホタル」には、夜の海で青く神秘的に光るという特徴があります。その光る姿が、海ほたるの照明の灯りをイメージして付けられたのかもしれません。
❷木更津人工島の上に造られたパーキングエリア‼︎

海ほたるは、木更津人工島の上に造られたパーキングエリアです。木更津人工島とは、木更津側の海岸から沖合の約5kmの場所に造られた人工島です。この場所は水深約25mあります。海ほたるは全長約650m、全幅約100mの長方形をした人工島の上に造りあげられました。
❸「海底トンネル」と「橋梁」の中継地点
海ほたるは東京湾アクアラインの「海底トンネル」と「橋梁」の中継地点です。実は海ほたるはただのパーキングエリアではありません。川崎側から約10kmは海底トンネルの「アクアトンネル」、逆に木更津側から約5kmは橋梁である「アクアブリッジ」でつながっており、その中継地点(出入り口)が海ほたるなのです。そのため海ほたるは、特別なパーキングエリアです。
❹海ほたるの構造
海ほたるは豪華客船をイメージした海に浮かぶパーキングエリアです。そのため構造は、 豪華客船の造りが採用されています。階層は5階建てで構成されています。1階〜3階までが駐車場、4階・5階が商業施設です。4階・5階には売店、レストラン、リフレッシュ施設などが完備しており、場内はショッピングモールのようになっています。
❺展望デッキから東京湾を360°一望できる

海ほたるは展望デッキから東京湾を360°一望できます。海ほたるの最上階である5階には、展望デッキがあります。360°海に囲まれていることから、展望デッキからは東京湾をぐるっと一望することが可能です。富士山、丹沢、筑波山、スカイツリーなどが見え、横浜、川崎、東京、千葉の沿岸部も眺めることができます。海ほたるの展望デッキからの眺めは、東京湾一の絶景です。
➁【東京湾アクアライン】1兆4千億円のビックプロジェクト‼︎

東京湾アクアラインとは、東京湾の中央部を横断する有料道路のことです。正式名称は「東京湾横断道路」といいます。区間は神奈川県川崎市から千葉県木更津市までを結んでいます。
開通したのは平成9年(1997年)12月です。
❶東京湾アクアラインの名前の由来
東京湾アクアラインの名前の由来は、一般公募で決まりました。実は「東京湾アクアライン」の応募総数はたった3通しかありませんでした。そんな中、当時の選考委員長であった平山郁夫氏が「水と一直線に伸びるイメージを表したざん新なもので、響きも良く呼びやすい」と評価したことで「東京湾アクアライン」に決まったといわれています。
❷東京湾アクアラインの構造

東京湾アクアラインの構造は「橋梁」と「海底トンネル」の2つを組み合わせたユニークな道路であることです。木更津から海ほたるまでの4.4kmが橋梁、川崎から海ほたるまでの約9.5kmが海底トンネルになっています。全長は15.1kmで、木更津と川崎の間を約15分で結びます。橋梁の特徴は橋桁や橋脚にもカーブが採用されていることです。海底トンネルの特徴は海面下約60mの場所に直径13.9mのトンネルが造られ自動車が通れる構造になっていることです。橋梁から海底トンネルに入るとガラッと景色が変わります。
❸土木のアポロ計画
東京湾アクアラインは、その工事の難しさから別名「土木のアポロ計画」と呼ばれていました。構想から完成まで約36年もかかっています。また総事業費は1兆4823億円で、かなりのビッグプロジェクトでした。
❹東京湾アクアラインが開通した効果
東京湾アクアラインが開通したことで、千葉県から神奈川県への移動は大きく移動時間を短縮することができました。これまで神奈川県の京浜地区から千葉県の房総地区までの移動は東京湾沿いをほぼ半周する必要がありました。ところが東京湾アクアラインが開通したことで、距離にして約60km、時間にして約45分も短縮することが可能です。
➂海ほたるへのアクセス情報
こちらでは海ほたるへのアクセス情報について詳しくご紹介します。海ほたるの住所は「千葉県木更津市中島地先海ほたる」です。
❶木更津市民会館から海ほたるへ車でお越しのルート
木更津市民会館(千葉県木更津市貝渕2丁目13−40) ⇒ 国道409号 (東京湾アクアライン) ⇒ 海ほたる
総移動距離は約35.1 km、移動時間は約40分で着きます。
海ほたる&アクアライン まとめ

今回は、東京湾アクアライン・東京湾を360°一望「海ほたる」からの絶景についてご紹介しました。海ほたるは日本初の海上に造られたパーキングエリアです。展望デッキからの眺めが素晴らしく、東京湾を360°一望することができ絶景を堪能することが可能です。木更津市や川崎市を訪れた時には、ぜひ東京湾アクアラインと海ほたるに立ち寄ってみることをおすすめします。

▲公式サイト
最後まで読んでいただきありがとうございます。これからもこのような記事を作成し日本の素晴らしさを伝えていきます。ご意見・ご感想をお待ちしております。

▲今後もこのような記事を作成していきます。応援お願いします‼︎

Comment