由比ヶ浜は、神奈川県鎌倉市の南部にある横幅約890m 奥行約40mほどある鎌倉屈指の広さのビーチです。
鎌倉の市街地から歩いていけるのでアクセスもよく基本的に年中観光客がいますが、夏になると海水浴をしに多くの人で賑わいます。近年車椅子でも行けるバリアフリーの海水浴場として注目されてました。
そんな由比ヶ浜に赤潮が発生しているとの情報を聞きました。
赤潮とは植物性プランクトンが大量発生した状態でまるで絵の具を溢したらかのように海が赤茶色になります。
そのプランクトンの中に夜光虫が含まれている可能があり、今夜もしかしたら海が青く輝く現象が撮影できるかもしれないと思い行ってみました。
夜光虫とは?
ヤコウチュウ(夜光虫、Noctiluca scintillans)は、夜光虫とは直径1〜2mmほどの海洋性のプランクトンのことで虫ではありません。
夜になると外部からの刺激で不思議な青い光を放ちます。
光る原理としては、体内にあるルシフェリンという物質に酸素とルシフェラーゼがくっつくとルシフェリン-ルシフェラーゼと言う反応が起こります。その科学反応で青白い光が発光さます。
夏にプランクトンが大量発生すると海が赤やオレンジに染り、その現象を赤潮と言いいます。赤潮が発生すると魚介類に被害を与えることがあります。
夜光虫もその赤潮に含まれている可能性があります。つまり赤潮が発生すると夜に波の刺激で青白く光現象が観測できるかもしれません。
2017年5月5日海が青く輝いていた!!
海岸沿いを車で走られせます。江ノ島を抜けて由比ヶ浜に入るカーブを過ぎと本当に海が青く輝いていました。海岸沿いの道路からでも明るさがわかりました。
周辺は渋滞していましたが、なんとか駐車場を停めて海岸へ向かいます。
波が青白く光、近くで見ると本当に幻想的でした!!これほどの夜光虫が発生するのは珍しいようなのでレアな瞬間を撮影できてよかったです!!
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