【善五郎の滝】滝が凍る絶景‼︎ 乗鞍高原の冬の風物詩を解説

長野県松本市の乗鞍高原にある有名な滝が「善五郎の滝」です。善五郎の滝は年間を通して美しい姿を見せてくれます。ところが冬になると、滝の姿は一変します。今回は、長野県善五郎の滝・乗鞍高原の冬の風物詩「善五郎の滝の氷瀑」について詳しくご紹介します。

①【善五郎の滝】氷瀑で有名なスポット‼︎

【善五郎の滝】氷瀑で有名なスポット

善五郎の滝とは、長野県松本市・安曇鈴蘭(あずみすずらん)にある滝のことです。善五郎の滝の読み方は「ぜんごろうのたき」と読みます。松本市の乗鞍高原(のりくらこうげん)にあります。善五郎の滝は「乗鞍三名滝」の1つです。

②冬の風物詩「氷瀑」が見れるスポット

善五郎の滝は、冬の風物詩「氷瀑」が見れるスポットです。氷瀑とは、滝が凍ること、または凍りついた滝のことをいいます。氷瀑になると、滝の水が途中で止まっているように見え、まるで氷の芸術のように見えます。善五郎の滝は、冬季に入ると氷瀑を観察することが可能です。善五郎の滝の氷瀑の特徴は淡い青色をした氷瀑になります。理由は一気に凍らず、時間をかけてゆっくりと凍るからです。そのため氷の色も無色透明でなく、淡い青色になります。また滝つぼもすべて凍っているので、滝の真下付近まで歩いていくことができます。しかし、その年の気温や訪れる時期などで凍結状態も異なります。滑落などの危険もありますのでよく足元を確認しながら滝を見学してください。

▲私が訪れた時は滝の左側の氷が無くなっていました。滝壺付近へ行かれる場合には滑落などに十分に注意してください。

▲氷瀑を見学する場合にはスノーシューやトレッキングポールなどの装備が必要です。普段は駐車場から10分前後で到着しますが、雪道は歩きにくく思ったより体力が奪われるので倍くらい時間がかかります。

③善五郎の滝の駐車場

善五郎の滝の近くには駐車場が2カ所あります。それぞれご紹介します。

❶善五郎の滝入口駐車場

善五郎の滝入口駐車場とは、県道84号線沿いにある駐車場のことです。善五郎の滝入口駐車場から、善五郎の滝の滝見台までは歩いて約15分の距離です。善五郎の滝入口駐車場の詳細は次の通りです。

①駐車台数:15台(普通車)

②駐車料金:無料

③トイレ:なし

❷乗鞍高原第三駐車場(やまぼうし駐車場)

乗鞍高原第三駐車場とは、乗鞍高原観光用の駐車場のことです。県道84号沿いにあり、善五郎の滝入口駐車場から車で約2〜3分離れた場所にある「すずらん橋」の手前にあります。乗鞍高原第三駐車場から、善五郎の滝の滝見台までは歩いて約7分の距離です。乗鞍高原第三駐車場の詳細は次の通りです。

①駐車台数:400台(普通車)

②駐車料金:無料

③トイレ:あり

④営業期間:年中無休

乗鞍高原第三駐車場は、年中無休で、冬季の駐車場閉鎖はありません。冬季に善五郎の滝の氷瀑を見るのなら乗鞍高原第三駐車場に駐車することがおすすめです。

➂善五郎の滝へのアクセス情報

こちらでは善五郎の滝へのアクセス情報について詳しくご紹介します。善五郎の滝の住所は「長野県松本市安曇鈴蘭」です。

❶松本市役所から善五郎の滝の駐車場への車でお越しのルート

松本市役所(長野県松本市丸の内 3-7) ⇒ 松本市道1064号線 ⇒ 松本市道1517号線 ⇒ 県道320号 ⇒ 松本バイパス ⇒ 国道19号 ⇒ 国道158号 ⇒ 県道84号 ⇒ 善五郎の滝の駐車場

総移動距離は約44.0 km、移動時間は約1時間12分で着きます。

善五郎の滝 まとめ

今回は、長野県善五郎の滝・乗鞍高原の冬の風物詩「善五郎の滝の氷瀑」についてご紹介しました。長野県善五郎の滝は、水量が多く、幅が広く、直瀑なので迫力ある光景を見ることができます。また冬季には、まるで時間が止まったような氷の芸術を眺めることが可能です。長野県を訪れた時には、ぜひ善五郎の滝にも立ち寄ってみることをおすすめします。

アルパインビレッジ - 乗鞍高原 (のりくら観光協会公式サイト) - 善五郎の滝
標高1525mにあり、落差21.5m、幅8mで、幅いっぱいに平均して水が落ちる端正な滝です。落口の様子に特徴の…

▲公式サイト

善五郎の滝基本情報‼︎

以下善五郎の滝の基本情報です。

❶善五郎の滝の名前の由来

善五郎の滝の名前の由来は、昔、大野川の里に住んでいた木こりの名前です。昔、大野川の里に、善五郎という木こりが住んでいました。善五郎は大野川で釣りをします。すると、釣り針に大きなイワナがかかり、滝つぼへ引き吊り込まれようとしました。善五郎は命からがら里に逃げ帰ります。甚五郎は滝でのできごとを里人たちに話し、それ以降滝の名前は「善五郎の滝」と呼ばれるようになりました。大野川の里とは、番所より下流の集落のことです。

❷善五郎の滝はどんな滝なのか?

善五郎の滝は落差21.5m、幅8m、滝型式は「直瀑」の滝です。乗鞍高原の中の標高1525mの位置にあります。正面から見ると、水が滝口の幅いっぱいに広がって、そのまま滝つぼまできれいに落ちます。全体的にスラッとした端正な流れ方をする滝です。滝が東側を向いているので、朝日が昇ると滝の水しぶきに太陽光が当たり虹が現れることもあります。善五郎の滝の誕生は、乗鞍岳の火山活動による溶岩流によってできました。

❸乗鞍三名滝とは?

善五郎の滝は乗鞍三名滝の1つです。乗鞍三名滝とは、乗鞍岳を水源とする小大野川(こおおのがわ)に流れる滝のことです。上流から順に、三本滝(さんぼんだき)、善五郎の滝、番所大滝(ばんどころおおたき)になります。

❹小大野川とは?

善五郎の滝が流れている川が小大野川です。小大野川とは、信濃川水系梓川(あずさがわ)の支流の川のことです。もともと梓川は「大野川」と呼ばれていました。「大野川」の支流の川であることから「小大野川」と呼ばれるようになりました。

❺滝見台から眺められる

善五郎の滝には滝見台があります。滝見台は遊歩道の途中に何カ所も設置されています。遊歩道の「踊り場」や「橋の上」が滝見台です。結構、いろんな角度から善五郎の滝を眺めることができます。ベンチなどもあり、ほぼ木陰で、小大野川が流れているので夏でも辺りはヒンヤリしています。


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