都会の喧噪にお疲れの方におすすめするのが「檜原村」です。東京都内にあるにも関わらず、都内とは思えない秘境の地です。「払沢の滝」や「神戸岩」などの有名観光スポットもあります。まさに東京の奥座敷と呼ぶにふさわしい村です。今回は、東京都檜原村・都会の喧騒を忘れさせてくれる東京都唯一の村について詳しくご紹介します。
①そもそも檜原村とは何か?
檜原村とは東京都西多摩郡にある東京都唯一の村のことです。(離島を除く)自然が豊かで面積の約93%が森林で、多くの動植物を育んでいます。東京都内とは思えない秘境の地です。ちなみに東京都内で3番目に面積が広い市区町村で、2021年の全人口は2,112人、2020年の出生数は8人です。檜原村の読み方は「ひのはらむら」と読みます。
❶東京とは思えない美しい滝【払沢の滝】とは?
払沢の滝とは檜原村本宿にある滝のことです。払沢の滝の周辺は無料駐車場、トイレ、遊歩道が整備されています。
駐車場から払沢の滝の滝つぼまでは歩いて15分ほどで着きます。水が綺麗で、檜原村の大事な水源になっていることから上流からの入水は禁止です。また払沢の滝の入り口にはおしゃれなカフェ&ギャラリーがあります。払沢の滝の遊歩道沿いには、元檜原郵便局の建物を移築した郵便局の外観をそのまま残したかわいい木工房のお店があり観光客に人気です。払沢の滝の読み方は「ほっさわのたき」と読みます。
▲払沢の滝への遊歩道の入り口に可愛いカフェ&ギャラリーがあります。
▲郵便局を工房にした可愛いお店です。
▲遊歩道はウッドチップが敷かれていたり綺麗に管理されており滝まで安全に行くことができます。
❷東京で渓谷を冒険できる【神戸岩】とは?
神戸岩とは檜原村の北秋川の支流、神戸川沿いにある大岩壁のことです。簡単にいうと、絶壁で造られた渓谷のことです。神戸岩には、6台停められる無料の神戸岩見学者駐車場があります。神戸岩見学者駐車場からは、神戸岩の全景を見ることが可能です。神戸川の流れに沿って遊歩道が造られており、遊歩道の鎖を頼りに通り抜けることができます。ただし狭く滑りやすいため、非常に危険です。探検する時には歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
また渓谷歩きが怖い人には、手掘りのトンネルがあります。手掘りのトンネルは、渓谷の上流と下流をつなげているので、渓谷を歩かず往復することが可能です。神戸岩の読み方は「かのといわ」と読みます。アドベンチャースポットとして注目されている理由は、神戸岩の遊歩道探検が非常にスリリングで、ロッククライミングにも似た冒険的な楽しみ方ができるからです。
▲トンネルを使えば安全に渓谷を見学することができます。
▲木の板やハシゴを通り、鎖を掴みながら渓谷を進みます。苔が生えているので滑る危険もあります。鎖は絶対に離さないでください。
➁神戸岩の歴史
こちらでは神戸岩の歴史について詳しくご紹介します。神戸岩は昭和35年に東京都に天然記念物として指定された渓谷です。神戸岩は最近、パワースポット、またはアドベンチャースポットとして注目されています。パワースポットとして注目されている理由は次の2点です。1つ目は天然の岩がまるで石の扉が開きかけているように見え、日本神話の「天岩戸(あまのいわど)」を連想させること、2つ目は神戸岩の延長線上に大獄神社があるからです。この2つの理由から神戸岩は、神の領域への入口と見立てられ「神の戸」と呼ぶようになったといわれています。
③ノスタルジックな雰囲気が味わえる【和馬分校】
和馬分校とは、檜原村最後の小学校の分校のことです。もともとは明治7年(1874年)に、檜原小学校の数馬地区の第3分校として誕生しました。現校舎は昭和34年(1959年)に落成、平成10年(1999年)に閉校、125年の歴史に幕を閉じます。ところが和馬分校は地元の住民、卒業生などから存続を求める声があり解体は免れます。その後、閉校から7年後の秋に「数馬分校記念館」に名称を変更し、檜原村の新しい観光スポットとして生まれ変わりました。
現在も「数馬分校記念館」として閉校されたままの状態で現存しています。
①一般の方の見学が可能
和馬分校は、一般の方の見学が可能な観光スポットです。おすすめは閉校当時の状態のままで残されており、当時の小学校の様子がわかることです。ノスタルジックな雰囲気を味わえる見学ができます。料金は無料で見学できます。
②見学可能曜日と時間
見学可能曜日は、土曜日・日曜日・祝日です。見学可能時間は9:30~15:30までです。
▲当時の雰囲気のまま校舎が保存されており、ノスタルジックな雰囲気を感じることができます。
④檜原村のお祭り・イベント
こちらでは檜原村のお祭り・イベントについて詳しくご紹介します。
❶払沢の滝ふるさと夏まつり
払沢の滝ふるさと夏まつりとは、払沢の滝を全面に立てた檜原村のPRイベントです。おすすめは払沢の滝のライトアップを見られることです。払沢の滝ふるさと夏まつりの時期は毎年8月の後半、会場は檜原小学校校庭及び払沢の滝周辺です。
⑤檜原村へのアクセス情報
檜原村役場の住所は「東京都西多摩郡檜原村467−1」です。
❶都心から檜原村役場へ車でお越しのルート
新宿 ⇒ 国道20号線 ⇒ 首都4号新宿線 ⇒ 八王子JCT ⇒ 首都圏中央連絡自動車道(茅ヶ崎-大栄) ⇒ 八王子西IC ⇒ 檜原街道 ⇒ 都道205号線 ⇒ 檜原村役場 |
まとめ
今回は、東京都檜原村・都会の喧騒を忘れさせてくれる東京都唯一の村についてご紹介しました。檜原村は豊かな自然があり、緩やかな時間が流れ、癒しにはぴったりの場所です。都心から檜原村役場までは車で約2時間ほどで着くことからストレスなくアクセスできます。都会の喧騒を忘れたい時には、ぜひ檜原村を訪れてみることをおすすめします。
▲払沢の滝
▲神戸岩
▲和馬分校
▲公式サイト
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