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日本を代表する山といえば富士山です。
その富士山の麓に広がる5つの湖が「富士五湖」です。
ところで5つの湖はそれぞれ異なる特徴を持ち、日本を代表する観光スポットになりました。
今回は、山梨県富士五湖・富士山の麓に広がる5つの湖の特徴を徹底解説について詳しくご紹介します。

①富士五湖「山中湖」とはどんな所?

山中湖とは、山梨県南都留郡山中湖村にある富士五湖の中の湖のことです。
山中湖の読み方は「やまなかこ」と読みます。
山中湖の別名は、湖の形が牛が伏せているように見えることから「臥牛湖(がぎゅうこ)」と呼ばれています。
ただし見方によってはクジラにも見えるユニークな形です。
山中湖の位置は、富士五湖の中でもっとも東側に位置しています。
面積は6.80㎢もあり、富士五湖の中で最大の面積を持つ湖です。
また標高も他の4つの湖と比べると、もっとも高く標高980.5 mの場所にあることから夏でも涼しく過ごすことができます。
山中湖は富士山に近く標高も高いことから、高原のリゾート地として観光スポットになっています。
夏の間は避暑地としてレイクスポーツやフィッシングを楽しむ場所として多くの観光客が訪れておりもっとも観光地化がすすんでいる湖です。
湖岸にはサイクリングロードがあるが、湖西端 国道138号線が湖と接する明神前交差点から村役場付近まで約2.5Km程度の区間で途切れており、一周するにはその区間、歩道を走るか車道を自動車と併走する必要がある。サイクリングロードとしては1周13.5Km程度の高低差の少ないルートである。

山中湖は朝夕の風景や富士山の眺望スポットが多数存在すること等から観光地として人気があり、年間約400万人の観光客が訪れる。朝方や夕方には湖岸に写真撮影に訪れる人や、春夏期には貸自転車や貸ボートを楽しむ観光客を多く目にする。

▲湖のすぐ目の前に駐車場があり湖と富士山を望むことができます。

➁富士五湖「河口湖」とはどんな所?

河口湖とは山梨県南都留郡富士河口湖町にある富士五湖の中の湖のことです。
河口湖の読み方は「かわぐちこ」と読みます。
河口湖の名前の由来は、6本以上の渓流が流れ込んでいることから「河川の口」と呼ばれ、そこから河口湖と呼ばれるようになりました。
この湖の特徴は、富士五湖の中で唯一の島である「鵜の島(うのしま)」が湖の中央にあることです。
河口湖の位置は、富士五湖の中で山中湖に次いで東側から2番目の位置にあります。
面積は5.70㎢あり、富士五湖の中では山中湖に次いで2番目の広さです。
ただし標高は富士五湖の中ではもっとも低く830.5mしかありません。

河口湖はブラックバスが遊漁の対象として公的に認められている湖であり、マス類の放流もバスと共に盛んであるため、周囲には貸しボート店や釣具屋が多く、さらにはコンビニにまで釣り具が置いてある。
全国的にもバスフィッシングのスポットとして知られています。河口湖は山中湖に並んで観光地化が進んでおり、さまざまな観光スポットがあります。

▲湖沿いに富士山の形をした枝があります。探してみてね。

➂富士五湖「西湖」とはどんな所?

西湖とは山梨県南都留郡富士河口湖町にある富士五湖の中の湖のことです。
西湖の読み方は「さいこ」と読みます。
西湖の別名は「乙女の湖」です。
理由は湖面が美しいコバルト色をしており、神秘的なたたずまいを感じさせてくれるからです。
西湖の位置は、富士五湖の中で山中湖、河口湖に次いで東側から3番目にあります。
面積は2.10㎢で、富士五湖の中で上から4番目の広さです。

標高は900 mで、精進湖、本栖湖と同じ高さです。
この湖の特徴は、魚を愛して止まないテレビタレントさかなクンによって2010年に「絶滅種クニマス」が発見されたことです。
西湖でクニマスが生息できている理由は、富士山の地下水が流れ、深部の水温が常に低く、クニマスが生息する環境に適しているからといわれています。

ちなみに現在は約1万匹のクニマスが生息しているとのことです。
西湖の水質は透明度が高く、樹海に囲まれているため風の影響を受けにくい静かな湖です。従ってきれいなリフレクション富士(逆さ富士)を見ることができます。


▲湖畔にはベンチとテーブルが設置されており休憩するのもいいかも。

▲西湖の南側には、有名な青木ヶ原樹海が広がっています。

④富士五湖「精進湖」とはどんな所?

精進湖とは山梨県南都留郡富士河口湖町にある富士五湖の中の湖のことです。
精進湖の読み方は「しょうじこ」と読みます。
精進湖の名前の由来は、富士山への参詣者が精進湖で沐浴(もくよく)をして、精進潔斎(しょうじんけっさい)をしたからだといわれています。
ちなみに沐浴とは身体の汚れや穢れを水で洗い清めることで、精進潔斎とは神事や参拝の前に飲酒・肉食・女色などを慎み心身を清めることをいいます。
精進湖の特徴は、他の富士五湖とは若干タイプが異なり、富士山信仰の対象として重要な役割を果たしている湖であることです。

精進湖の位置は、富士五湖の中で東側から4番目の位置にあります。
面積は0.50㎢で、富士五湖の中でもっとも小さく、標高は西湖、本栖湖と同じ900mです。プランクトンが豊富らしくボードに乗った釣り人がたくさんいました。

▲精進湖では毎年カヌーの全国大会が開催されています。

⑤富士五湖「本栖湖」とはどんな所?

本栖湖とは山梨県南都留郡富士河口湖町から南巨摩郡身延町にかけてある富士五湖の中の湖のことです。
本栖湖の読み方は「もとすこ」と読みます。
本栖湖の名前の由来は、昔この地に住んでいた人々が富士山の噴火で一時別の地に移住をしたが、元の巣(元の住処のこと)に帰って住んだことから本栖湖と名づけられたといわれています。
本栖湖の位置は、富士五湖の中でもっとも西側にあります。
面積は4.70㎢で富士五湖の中で3番目の広さで、標高は精進湖、西湖と同じ標高900mです。

▲本栖湖は、千円紙幣と旧五千円紙幣の裏面に描かれている「逆さ富士」のモデルになった湖です。
千円紙幣のデザインに使われた画像は、写真家の岡田紅陽氏が撮影した「湖畔の春」が採用されています。

▲遊覧船「もぐらん」潜水艦の形をしているが潜らないのでこの名前になったようです。魚群探知機が設置されており、船底に窓があるので湖の中の様子を見ることができます。

⑥富士五湖へのアクセス情報

こちらでは富士五湖の中の山中湖へのアクセス情報について詳しくご紹介します。
山中湖の住所は「山梨県南都留郡山中湖村」です。

❶都心から山中湖へ車でお越しのルート

東京IC ⇒ 東名高速道路 ⇒ 御殿場IC ⇒ 一般道 ⇒ 須走IC ⇒ 東富士五湖道路 ⇒ 山中湖IC ⇒ 山中湖

まとめ

今回は、山梨県富士五湖・富士山の麓に広がる5つの湖の特徴を徹底解説についてご紹介しました。
富士五湖は、それぞれ特徴を活かし、リゾートやアクティビティが楽しめる観光スポットです。
神秘的な雰囲気の中に、自然の恵みが凝縮されています。
山梨県を訪れた時には、ぜひ富士五湖を訪れてみることをおすすめします。

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