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石川県で、日本で唯一車で走ることができる砂浜が「渚ドライブウェイ」です。
渚ドライブウェイの砂浜は、一般的な砂浜の砂とは異なります。
非常にきめが細かく、海水を含むと固まるという特徴があります。
そのため車で波打ち際を走ることが可能です。
では、渚ドライブウェイとは一体どんなところなのでしょうか?
今回は、石川県渚ドライブウェイ・日本でココだけ波打ち際を駆け抜けられる砂浜について詳しくご紹介します。

①そもそも渚ドライブウェイとはどんなところなのか?


渚ドライブウェイとは、石川県羽咋市(いしかわけんはくいし)にある砂浜のことです。
正確には「石川県羽咋市千里浜町〜宝達志水町今浜」の間にまたがった南北に全長約8kmもある砂浜です。
地図上では、能登半島の西側のちょうどつけ根あたりにあります。
一般道からの入口は、南が「今浜口」で、北が「千里浜北口」です。
渚ドライブウェイの正式名称は「千里浜なぎさドライブウェイ(ちりはまなぎさドライブウェイ)」といいます。渚ドライブウェイは「日本の渚百選」にも選出されています。

➁渚ドライブウェイの特徴とは?


渚ドライブウェイの特徴は、波打ち際を車で走ることができることです。
また車だけでなく、大型バス・バイク・自転車でも走ることが可能です。
理由は渚ドライブウェイの「砂」にあります。
渚ドライブウェイの砂は、非常にきめが細かく、一粒一粒の大きさがそろっており、角ばった形をしています。
この砂に適度な水分が混ざると、砂同士がギュッと締り固くなるからです。
砂像を造ると簡単には壊れなくなるほど固くなります。
そのため大型バスが通ってもタイヤがめり込むことがなく、まるでアスファルトの道路のように走ることができます。
しかも驚きなのは「波打ち際」を走れることです。
むしろ波打ち際が水を含んでいるのでタイヤがめり込むことなく走ることができます。
逆に、乾燥してフカフカになっている場所はタイヤがめり込んで走れなくなります。ちなみに車は4WDでなくても走れます。
またタイヤはノーマルタイヤでOKです。


▲バイクでも走行することができます。


▲志雄パーキングエリアからの景色!!走っている車やバイクを上から見ることができます。ここから砂浜に降りることもできます。


▲夏には海水浴も楽しむことができます。車も砂浜を走ることができますが、ローロープが引いている箇所は侵入禁止となります。車で波打ち際ギリギリを走りたい場合は夏を避けた方が良いでしょう。

➂渚ドライブウェイの歴史とは?

渚ドライブウェイは、一体いつ頃から現在のように砂浜の上を車が走れるようになったのでしょうか?
渚ドライブウェイが現在のように砂浜の上を車が走れるようになったのは昭和30(1955)年といわれています。
きっかけは千里浜で水揚げした魚を運ぶ漁師のトラックです。
このトラックを見た地元のバス会社がバスを試走させてみました。
すると砂に埋もれることなく走ることができたのです。
その後、バスや車が波打ち際を水しぶきを上げて走る姿から、渚ドライブウェイは能登観光の人気スポットになります。
やがて渚ドライブウェイは波打ち際を車で走れる砂浜として全国的に知られるようになりました。

④渚ドライブウェイの注意点とは?

渚ドライブウェイを車で走る時にはいくつか注意点があります。
こちらで詳しくご紹介します。

❶通行止めになることがある


渚ドライブウェイは、通行止めになることがあるので注意が必要です。
渚ドライブウェイは、通常は一年を通して車で走ることができます。
能登観光の最高のドライブコースです。ところが波が高くて危険だと判断されると、渚ドライブウェイは通行止めになります。
すると車で入ることはできません。
もし渚ドライブウェイに訪れて砂浜を車で走らせたい時には必ず「石川みち情報ネット」を確認するようにしてください。
「石川みち情報ネット」であれば、「規制のあり・なし」を公開しています。
ただし車両では砂浜に入れませんが、徒歩では入ることが可能です。
私も1日目は強風で車で入ることができませんでした。

❷タイヤが砂にハマってしまうことがある

渚ドライブウェイは、タイヤが砂にハマってしまうことがあるので注意が必要です。
渚ドライブウェイで、タイヤが砂にハマる箇所は全部ではありません。
主に次の2カ所です。
1つ目は砂が乾いて白くなっている箇所です。
こちらは砂に水気がなくなり、フカフカしているので車で走ると砂を掘り出してしまいタイヤがハマってしまいます。

2つ目は波打ち際に寄り過ぎて停車した時です。
停車すると、タイヤがハマってしまうことがあります。
ただし波打ち際はスーッと走り抜ければハマることはありません。

⑤渚ドライブウェイへのアクセス情報

こちらでは渚ドライブウェイへのアクセス情報についてご紹介します。
渚ドライブウェイの住所は「石川県羽咋市千里浜町〜宝達志水町今浜」です。
渚ドライブウェイへのアクセス情報は次の通りです。
今回は車で渚ドライブウェイにお越しの方のルートに絞ってご紹介します。

❶東京から渚ドライブウェイにお越しの方のルート

東京 ⇒ 練馬IC ⇒ 関越自動車道(約6時間) ⇒ 藤岡JCT ⇒ 上越自動車道 ⇒ 上越JCT ⇒ 北陸自動車道 ⇒ 金沢(森本IC) ⇒ 国道159号(約20分) ⇒ 白尾IC ⇒ のと里山海道(約50分) ⇒ 千里浜IC、または今浜ICのどちらからでもOK ⇒ 渚ドライブウェイ

❷大阪から渚ドライブウェイにお越しの方のルート

大阪 ⇒ 吹田IC ⇒ 名神高速道路(約3時間20分) ⇒ 米原JCT ⇒ 北陸自動車道 ⇒ 金沢(森本IC) ⇒ 国道159号(約20分) ⇒ 白尾IC ⇒ のと里山海道(約50分) ⇒ 千里浜IC、または今浜ICのどちらからでもOK ⇒ 渚ドライブウェイ

※ちなみに車は走行箇所でなければ、渚ドライブウェイの中ではどこでも駐車することができます。

まとめ


▲周辺の夕焼けの景色

今回は、石川県渚ドライブウェイ・日本でココだけ波打ち際を駆け抜けられる砂浜についてご紹介しました。
石川県渚ドライブウェイは、日本で唯一車で走ることができる砂浜です。
波打ち際を車で走ると爽快感があり、気持ちがスカッとします。
石川県渚ドライブウェイは、能登の人気観光スポットです。
石川県を訪れた時には、ぜひ渚ドライブウェイを訪れてみることをおすすめします。

▲渚ドライブウェイ

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